

卒業生紹介
金融の力で開発途上国の発展を。
鬼塚 亮輔 さん
【日本】
2012年卒業

卒業後は政府系金融機関に入行しました。私はそこで企業の産業調査、金融機関のモニタリング、地域経済のレポート作成などを行っていました。
当時の銀行業界では大規模な金融緩和やマイナス金利によって、経営の方向転換が迫られていました。様々な業務を担当する中で、必要な人に迅速に資金を届け、活用してもらうことに、金融の本当の価値があると改めて気づきました。
そして30歳を節目に海外の金融課題の解決に挑戦したいと考え、JICAへの転職を決めました。現在は開発途上国の発展を金融面
から支えられるように、金融課題の解決に取り組んでいます。今後の目標はJICAでの経験を日本の金融課題の解決に活かすことです。
APUでは異なる文化や意見を尊重し、円滑なコミュニケーションや協力を推進する基礎を築くことができました。このような力は単なるスキルではなく、私の人生の節目で進むべき方向を見極める上で、重要な指針と
なっています。