COLLEGE OF SUSTAINABILITY AND TOURISMサステイナビリティ
観光学部

地域のチカラが世界のチカラになる。

私たちは今、資源の枯渇、環境汚染、気候変動など、地球規模の大きな問題に直面しています。そこで、将来世代も安心して暮らせる持続可能な社会づくりを研究する「サステイナビリティ学」と、人の流動が激しい現代に経済的・文化的に影響を与える「観光」の両面から学ぶことができるのがサステイナビリティ観光学部です。
持続可能な社会はあなたが住んでいる地域や好きな地域の自然・歴史・文化を発見し、それらの資源を守りながら発展させていくことから実現していくことができます。本学部では調査研究やデータ分析のスキルを強化し、世界中から集まる同志とともに様々な国や地域の社会問題に取り組むことでSDGsの達成に向けた視点や能力を身につけることができます。国内外の現場での「課題解決型学習」を多く取り入れ、実践を積み重ねることで「理論」 と 「実践」 を併せ持つ学問的実務家に成長していくことができます。12カ国・地域から集まる本学部の教員は、経済協力開発機構(OECD)や国連世界観光機関(UNWTO)、日本政府等での豊富な経験を持ち、環境・観光・国際協力・まちづくり・ICT分野のスペシャリストとしてあなたの学びをサポートします。

学部長からのメッセージ

サステイナビリティ観光学部 学部長
李 燕 教授

変化が加速する現代社会を生きるためには、あらゆる状況に対応できる力を身につける必要があります。それは考える力であり、行動する力であり、多様な他者と協働する力でもあります。本学部は現代国際社会を生き抜く力を鍛えるカリキュラムになっています。ぜひ本学部で学び、「APUで学んだ人たちが世界を変える」を実現してください。

9つの専門科目群から自分にあった学びを深められる

PICK UP

「現場での実践」に取り組むことで得られる学び。

以下は実績のある事例、今後さらに開拓予定。

フィールドスタディ

  • 「Heritage Tourism in Urban and Rural Landscapes」 (実習地: イタリア、スペイン)
  • 「国際機関の役割と活動」 (実習地: スイス、フランス、東京)
  • 「持続可能な地域の価値づくり:長野県飯田市における調査」 (実習地: 長野県)
  • 「グローバル・リサーチ」(実習地:上海、ソウル、ストックホルム、バンクーバー)

機関・企業・地域との連携

  • 国際機関(OHCHR, ILO, OECD, IEA , UNWTO, FAOなど)
  • 企業連携(インターコンチネンタルホテル、杉乃井ホテル、日本航空、全日空、大分合同新聞社、大分銀行など)
  • 地域連携(大分・別府、国東世界農業遺産、北九州、佐賀県有田町、阿蘇くじゅう国立公園・環境省など)

ダブルディグリープログラム(DUDP)

ザルツブルグ応用科学大学 オーストリア(ザルツブルク)

APUと海外の大学の2つの学位を4年間で取得可能

APUとオーストリアのザルツブルク応用科学大学(SUAS)の学生が、所属大学の2年間と派遣先大学での2年間の留学をあわせて、合計4年間の学修を行い、両大学の学位取得が可能となるプログラムです。 APUの学生は、SUASで「Innovation and Management in Tourism」学科に所属します。このプログラムでは、観光経営に興味のある学生を対象としており、ヨーロッパで最も有名な観光地の一つであるザルツブルグでその分野の知識を深め実践的に学修する事ができます。SUASでの学修は、英語で実施される授業で現地の学生や国際学生と活発に関わるなど、新しい挑戦が待ち構えています。また、このプログラムでは、ドイツ語を学び、6週間のインターンシップを実施する事も特色の一つです。