COLLEGE OF INTERNATIONAL MANAGEMENT国際経営学部

ビジネスにまだないイノベーションを。

新型コロナウイルスの流行は世界を一変させ、私たちは前例のない問題に直面しています。そのために今、世界ではかつてないほどにビジネスの力で社会を変えるリーダーが求められています。国際経営学部ではこのような社会を牽引するリーダーを育成することに力を注いでいます。世界が相互に繋がっていることを理解し、ビジネスを通じて社会にポジティブな影響を与えるための実践的な知識とスキルを身につけることができます。
本学部では4つの学修分野を通じて学びます。戦略的かつ責任をもって組織を導く「経営戦略・リーダーシップ」、創造性と革新性で世にインパクトを与える「アントレプレナーシップ・オペレーションマネジメント」、市場の多様なニーズに応え、価値を伝える「マーケティング」、組織の営みや価値を定量的に評価して動かす「会計・ファイナンス」、これらの分野を統合しながらビジネスを考え、応用・実践できる力を養います。
国際学生と共に企業が抱える実課題の解決に向けた提案を行うキャップ・ストーンやビジネスケースコンペティションでの実践、そして世界中のビジネススクールと繋がり、世界と競うことで、あなたがグローバル社会で活躍するために必要となる国際スタンダードを身につけることができるでしょう。

国際経営学部、大学院(経営管理研究科)あわせて2つの国際認証を取得しています。また、2021年5月より、PRME(Principles for Responsible Management Education:責任ある経営教育のための原則)コミュニティに参加しました。APUは日本でPRMEコミュニティに参加している3校のうちの1校となっています。

学部長からのメッセージ

国際経営学部 学部長
藤本 武士 教授

国際経営学部では、ケース事例から学ぶ、ケース・スタディの授業が数多く展開されています。ビジネスや社会のあり方に大きなインパクトを生み出そうと、世界中から集まったプロフェッショナルな教授陣や、自ら活動に動き出す学生達が、あなたとの実践を楽しみにしています。グローバルな視点で個性を磨く仲間たちと、学問やビジネスにおいて、ともに活躍の舞台を創りましょう。

4つの学修分野から自分にあった学びを深められる!

  • 会計・ファイナンス

    企業活動におけるお金の流れを把握し、資金を調達・運用する知識を身につける。

    活動を通じて企業がどのような状態にあるかは、金銭の流れや増減によって判断されます。これを会計といい、高度な専門性が必要となる分野です。ファイナンスとは、企業活動に必要となる資金の調達方法や運用方法について勉強する分野であり、これも深い知識が必要となります。この専門科目の中で、学生は企業やあらゆる形態の組織の財務状況を理解し、管理することを学びます。投資管理、銀行、監査、コンサルティングなどの分野でキャリアを積みたい学生を育てます。

  • マーケティング

    顧客にとって価値の高いモノやサービスを効果的に市場へ提供する方法を探る。

    マーケティングとは、対象となる個人や市場とのコミュニケーションを徹底することで、価値を創造し、提供することです。ブランドの構築、製品やサービスの開発、価格やプロモーション戦略の設定、デジタルビジネスの展開、顧客関係や流通システムの管理手法などを学びます。ローカルおよびグローバルにビジネスを成功に導くために、能動的に行動したいと考えている学生を育て、競争が激しく急速に変化する環境の中で、ビジネスを維持し発展させる方法を学びます。

  • 経営戦略・リーダーシップ

    ビジョンや行動原理の視点から、持続的発展を導く経営戦略を考える。

    組織が発展し永く存在し続けるためには、社会が必要とする有意義なビジョンを創造し目標を設定しなければなりません。また、組織にとっては、人々の成長と成功に寄与する組織文化、プロセス、ポリシーを構築することが極めて重要です。主に卒業後、組織の長期的な成功のために最前線でリーダーシップを発揮したいと考えている学生、あるいは家業を継承することを考えている学生に対して、戦略策定、リソース管理、リーダーシップなど、戦略的マネジメントの概念やスキル、コンピテンシーを学べる設計となっています。

  • アントレプレナーシップ・オペレーションマネジメント

    イノベーションを生み出すために起業するその方法や考え方、運用方法を学ぶ。

    新しいビジネストレンドや持続可能性の課題に対する解決策は、イノベーションにより推進され、戦略的なプロセスを備えたビジネスアイデアから生まれます。この学修分野では、学生はビジネスチャンスの発掘、ビジネスモデルの開発、プロジェクト管理、起業家精神などを含む新しい企業や組織を立ち上げ、運営するための知識、技術、そして思考を身につけることができます。起業家を目指す方や、既存の組織の成長や業務効率化に貢献したい学生を育てます。

PICK UP

国際経営学部の学びの集大成 -キャップストーンプログラム
企業課題に多国籍の学生と共に挑む。

国際経営学部の4回生対象必修科目「グローバルマネージメント(キャップストーン)」は、授業に企業の方を招き、同企業が抱える課題を話していただき、国内学生と国際学生がチームを編成し、これまでに学んだ経営学の知識を駆使し、課題の解決策を考える科目です。今までに協力頂いた企業は、株式会社コーセー、ヤンマーホールディングス株式会社、ソニー株式会社など。実際に企業の最前線で経営企画やマーケティングに携わっている担当者より事業内容や業界についてお話を聞き、直面しているビジネス課題に対し、多国籍の学生とチームを組んで課題に取り組みます。多国籍チームだからこそ発想できるアイデアや、ビジネスプランなどが生まれてきます。

ダブルディグリープログラム(DUDP)

ネオマビジネススクール フランス

APUとフランス指折りのビジネススクールの学位を4年間で取得可能

APUとフランスのネオマビジネススクール(Neoma Business School:以下NBS)の学生が、所属大学の2年間と派遣先大学での2年間の留学をあわせて、合計4年間の学修を行い、両大学の学位取得が可能となるプログラムです。 NBSはAACSB、AMBA 、EQUISと3つの国際認証を取得しているフランス有数のビジネススクールです。APU学生は現地学生と英語でビジネスやマネージメントに関する議論をするなど、4年間に通して今までと違う形の勉強や刺激と直面されます。フランス語の勉強が必要となり、最短18週間のインターンシップも終了要件の一つとなります。