卒業生紹介

多文化環境で培った協調性に磨きをかけ、国際機関で役立てる

中臣 暁宇 さん

アジア太平洋学部 2019年卒業
リーズ大学大学院(イギリス)進学

幼少期から学歴重視社会の中国で暮らしていた私は、高校まで勉強一筋でした。国際的な人材としての能力を身に付けるためにAPUへ入学し、在学中は、積極的に団体活動に参加しました。印象深いのは、ティーチングアシスタント(TA)として、大学1年生や高校生対象の授業に参加したことです。国際的な仲間たちとの意見交換や受験生から学ぶことが多く、相乗的に成長できることが団体活動の魅力だと理解しました。また、在学中に世界各国から集まった学生や教員の方々と努めて交流していくうちに欧州の環境教育への関心が高まり、広範囲でフィールドリサーチなどに取り組むリーズ大学で環境開発学を学ぶことを決意しました。大学院修了後は、国連やOECDなど国際機関に就職し、国際色豊かなAPUで培った異文化への理解や知識を生かしたいと考えています。