多文化環境で"好き"が見つかるまで
APU生
ポート
フォリオ
PROFILE
書川亜都 さん
※2026年1月取材
学びの幅が自由に広がる大学は自分で考えマネジメントする責任が大事。 留学先で体験した困難も視点を変えれば得るものが多い大きなチャンスに。
JOURNEY
"好き"が見つかるまでの道のり
- 幼少時代 アメリカで生まれて海外の生活に興味
- 中高時代 香港に留学、ハイファッションの美しい世界に惹かれる
- 大学入学 国際環境に引き寄せられてAPUに入学
- 大学1年 マーケティングと起業家精神に興味
- 大学2年 「価値」を創造できる「マーケティング」に進む
- 大学3年 フランスで人材や組織行動など「人」について学ぶ
- 大学4年 マーケティングの専門家である亀井教授ゼミへ
どんな高校生でしたか。
アメリカで生まれて幼少期を過ごし、海外の生活にずっと興味があったため外国語に力を入れている高校に進学しました。1年間、英語を使う環境の香港に留学し、自分でマネジメントする力がついたと思います。他には、あるファッションショーを見てからハイファッションの美しい世界に惹かれるようになりました。
APUに入学した理由を教えてください。
香港の学校でビジネスの授業があり、もっと学んでみたくてアメリカの大学を目指したのですが、コロナ禍の影響で断念しました。父が働いていた企業で卒業生が活躍していると聞いて関心を持ち、経営の国際認証を取得していて50%が国際学生であるAPUに引き寄せられるように入学しました。
高校と大学では“学び”がどう違うと感じましたか。
大学は専門性を高め、自由の幅が広がる分、責任も増えると思います。学びのクオリティを保つには、時に自ら教授の元を訪ねて質問や相談をし、課題の提出期限や時間配分などもきちんと管理しなければなりません。自分の勉強により責任を持つようになりました。
入学後、自分の興味が変化したり広がったりしましたか。
もともとマーケティングと起業家精神に興味があり、授業で知識を深めていくうちに進みたい道だと思えたのはマーケティングでした。物を売る仕組みを作るだけでなく、「価値」を創造し、それを届けることで、企業や社会の成長にも貢献できる分野であると実感し、その魅力ややりがいを感じています。実際に基礎知識を活かしてケーススタディに向き合う学習時間では多様な考え方が生まれ、成長できたとともにモチベーションにもなりました。
大学在学中、記憶に残る経験は?
1年間の交換留学で渡ったフランスで、目的だった「ラグジュアリーマネジメント」の授業が開講されなかったことです。挫折しかけましたが気持ちを切り替え、留学直前に受けた人材組織の授業が面白かったので、人材や組織行動など「人」について学ぶことにしました。視点を変えればその場で得られるものは多く、体験したからこそ分かる大きな気づきでした。
卒業論文のテーマにつながるきっかけとなった授業や影響を受けた教授は?
ゼミでマーケティングの専門家である亀井教授のもと、実際に広告代理店やクライアントに施策を提案する貴重な機会を得ました。想像以上に単純ではなく、アカデミックとのギャップを実感したことから、卒論には実務的な要素も加えたいと考えました。
卒業論文はどのような内容で書かれましたか。
SNSで明確に分かる広告が回避されるようになり、今後ブランドのイメージアップにつながる投稿をどのように増やしていくか、といった内容です。すでにファッション業界への就職が決まっていたため、自分の職種のためになる研究をしました。
4年間を振り返ってみていかがでしょうか。
人とのコミュニケーションや日常の小さな出来事にも「なぜだろう」と問いを持つことが多くなりました。以前なら見過ごしていたようなことにも関心を向け、自分なりに考えを深め、周りの人にも投げかけています。地元を離れ1年間過ごしたAPハウス(学生寮)も良い思い出です。夜中まで課題を教え合い、食事をおすそ分けして、朝は友達を起こし、助け合っていました。大学生活の基盤を整えることができた原点です。
卒業後の進路と今後の目標は?
日本発のファッションブランドで働き、世界とつなぐ役割を担う予定です。海外のクライアントやビジネスの取引を円滑に進めながら、機会をもらえれば業界のPRに新しい視点やアプローチを生み出していきたいです。
最後にメッセージをお願いします。
就職活動のためや褒めてもらうためではなく、学生の純粋な挑戦を後押ししてくれるAPUで私自身も自由に羽ばたくことができました。挑戦だけが正解ではないですが、まずは自分を大切に興味や関心を広げ、学生生活を謳歌してほしいです。