ゼミ・研究

多文化環境で"好き"が見つかるまで

APU生
ポート
フォリオ

スタートアップを成功へ導くデータ分析と英語の活用。 数字を共通言語に理解促進。

PROFILE

平澤和樹 さん

国際経営学部(APM) 卒業

東京都出身

※2026年1月取材

広い世界で人生の価値観を変え、物事を見る「解像度」が上がった大学生活。
興味の「種」がたくさんある環境で「生きた経験」をして次のステップへ。

JOURNEY

"好き"が見つかるまでの道のり

  • 高校1年 交換留学プログラムでカナダの高校へ
  • 高校時代 新しい環境を求めてN高に転校
  • 大学入学 多様性が根づいているAPUへ
  • 大学1年 「経済学入門」で数学の面白さに気づく
  • 大学2年 大学生活で言語への興味を再確認
  • 大学3年 台湾での交換留学中に英語の大切さを実感
  • 大学4年 藤田教授のゼミで英語に着目したスタートアップを研究

どんな高校生でしたか。

高校1年のとき2ヵ月間、交換留学プログラムを利用してカナダの高校に通いました。そこで世界が広がり、自分らしさと新しい環境を求めてN高に転校しました。日本にまだ残る勉強さえできれば良いという風潮が窮屈だった半面、受験自体は必死で頑張れば何とかなると楽観的でした。好きなゲームをしながら生活と授業のペース配分をして、高校卒業の単位を取りました。

APUに入学した理由を教えてください。

父が勧めてくれたのですが、多様性が根づいている大学なので、少しイレギュラーな自分の経歴でも受け入れてもらえるかなと思いました。入学して、やはり興味あることを学べる自由さをすごく感じましたし、面白い授業もたくさんあって、1回生のときは全てが目新しかったです。

入学後、一番印象的な授業は何でしたか。

「経済学入門」です。人々の消費行動を数値で表してある程度計算ができるという、今まで自分の中では曖昧だったものが数字として具体的な形になるのが実に爽快でした。数学は全然得意じゃなかったのですが、だからこそ、そのすごさや面白さを感じたのだと思います。苦手でも、しないといけないことはあるし、根性を出せば何とかなるものです。

その後、興味や関心に新たな変化はありましたか。

大学生活は自分が興味を持つ「種」となるようなものにたくさん触れることができました。やはり言語が好きで、必修の英語以外に韓国語や中国語の授業を取り、それぞれ独自の美しさがあるんだな、とか、韓国の友達とご飯に行って思ったより言葉が通じたとか、そんな発見や喜びが楽しかったです。

大学在学中に大きな気づきとなった経験は?

3回生の前期に挑戦した台湾での交換留学です。勉強にしてもビジネスにしても、英語の大切さを実感しました。それが、英語に着目したスタートアップの研究につながりました。さらに、自分が見たことのない世界を知っている人たちとのコミュニケーションを通して、自分の進路の選択肢の広さを知ることができました。

卒業論文のテーマにつながるきっかけとなった授業や影響を受けた教授は?

4回生前期の必修科目に、企業の方と共に学生がビジネスの課題解決に取り組む「グローバルマネジメント(Capstone)」という授業があります。データ分析の重要性、言語が違っても目に見える共通の数字を使えばスムーズに議論が進むことを実感し、より関心が高まりました。スタートアップを研究されている藤田正典教授のゼミだったので、卒論テーマは自然な流れで決まり、論じる手法としてデータ分析を用いることにしました。

卒業論文はどのような内容で書かれましたか。

スタートアップの成功要因を定量的(数値で表して評価する)手法を使い、国ごとにデータを取って分析し、特に英語の能力が与える影響について研究しました。

4年間を振り返ってみていかがでしょうか。

人生の価値観で考えると、月並みですが世界はとても広いことを知りました。国際学生の考え方や習慣の違いも、漠然としか捉えていなかったものが実際に交流して相互理解を深めることで、物事を見る「解像度」が上がった感覚です。そして、自分の目標や将来のために何をしたらいいか、どんな助けが必要かを具体的に考えられるようになったのも大きな成長でした。

卒業後の進路と今後の目標は?

イギリスの大学院で、研究してきたデータ分析をどうビジネスへと展開させていくかを学びます。その先は自分でも未知ですが、大学院でまたどのように視点が広がり進化できるか楽しみです。

最後にメッセージをお願いします。

APUは「生きた経験」ができる場です。皆、いろいろな生き方があるので一度や二度、失敗してもどうにでもなります。今やりたいことがなくても大丈夫。どんな環境でどんな人たちとどんな経験をするかが大事だと思うので、目の前のことをしっかり頑張っていれば道は拓けます。

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