ゼミ・研究

多文化環境で"好き"が見つかるまで

APU生
ポート
フォリオ

医学生から一転、会計ファイナンスを専攻。 卒論は株式による資産の成長に着目。

PROFILE

前田紗希 さん

国際経営学部(APM) 卒業

埼玉県出身

※2026年1月取材

高校卒業後の海外留学を経て、新たな道を求め日本で一から始めた大学生活。
どんな挑戦も背中を押してくれるAPUで取り組んだ全ての経験が今後の糧に。

JOURNEY

"好き"が見つかるまでの道のり

  • 中高時代 理系で数学や生物が得意
  • 高校卒業後 2年間チェコ共和国に留学も進路への迷いが生じる
  • 大学入学 数字を扱う会計などが学べるAPUへ
  • 大学1年 MCW(多文化協働ワークショップ)で衝撃を受ける
  • 大学2年 イギリスに交換留学
    小澤朋之教授の「会計学」との出会い
  • 大学3年 金融リスク管理に重きを置いたゼミで株式について興味
  • 大学4年 分散投資やファイナンスについて深掘り始める

どんな高校生でしたか。

真面目な校風の高校で、中学校から続けていたバスケットボールの部活に入っていました。もともとは理系で数学や生物が得意で好きでした。高校卒業後、2年間チェコ共和国に留学し、当時目指していた医学部で大学生活を送っています。

APUに入学した理由を教えてください。

留学中に進路への迷いが生じ、日本に戻り全然違う勉強をしようと考えました。英語をもっと鍛えたかったことと、新しく一から始めるなら自分の得意分野がいいと思い、数字を扱う会計などが学べるAPUの国際経営学部に決めました。両親が九州出身で小さい頃からよく遊びに来ていたので、人生で一度は住んでみたいという気持ちもありました。

APUでの"学び"はどう違うと感じましたか。

留学中は専門分野を学ぶ授業ばかりでしたが、APUは専門に縛られず興味のある科目を履修できるのが新鮮でした。視野を狭めず、多様な学び方があるのを知り嬉しかったです。

入学後、一番印象的な授業は何でしたか。

1回生必修の「MCW(多文化協働ワークショップ)」で初めて国際学生と一緒にグループワークをしたことです。国も文化も異なる相手を理解しながら議論する体験を入学してすぐにできるのはすごいと思いました。そのなかで、それぞれの得意、不得意を見つけ合い適材適所で役割分担する重要性を実感しました。

大学在学中に挑戦したことは?

2回生後期の半年間、イギリスに交換留学しました。英語が第一言語の国に行き、ビジネス認証を持っている大学で学びたかったからです。実際にある企業に対しビジネス提案に取り組んだのがとても勉強になりました。また、コミュニケーション力を高めるためマーケティングの授業も取り、自分が専門でない分野の知識をつけることができたのも貴重でした。

楽しかった授業や大きな影響を受けた学びは?

小澤朋之教授の「会計学」では学生同士で議論する場が多く、質問に対し理由をつけて説明できる力が磨かれました。大竹敏次教授のゼミではのびのびと好きなことを研究でき、卒論テーマを難しく考えすぎてしまったときは優しく方向性を示してくださいました。金融のリスク管理に重きを置いたゼミで学びを深め、投資を左右する株式について関心を持ちました。

卒業論文はどのような内容で書かれましたか。

卒業論文に取り組み始めた当初は分散投資やファイナンスについて書きたいと思っていました。最終的なメインテーマは「株式保有目的が投資パフォーマンスに与える影響」です。株主優待を重視した株式と優待がなく配当を目的とした株式で、資産の成長がどのように違ってくるのかを研究しました。日本人が株式を買う理由の上位3つが配当金、長期に渡る資産運用、株主優待なのですが、特に株主優待は日本の独自性が強く、そこに着目したことがテーマを決めるきっかけとなりました。

4年間を振り返ってみていかがでしょうか。

2回生の春にある「SECOND」というプログラムで、グループごとに海外でアンケートを取るという"武者修行"をしました。現地の知らない人に声をかけるのは勇気がいるので、参加を迷っていたところ、友達が「絶対行ったほうがいい」と背中を押してくれました。どんな挑戦でも周囲が応援してくれるのがAPUの好きなところです。

卒業後の進路と今後の目標は?

経営コンサルティング会社で会計ファイナンスの仕事に就きます。APUで養った他者理解と多角的視点を活かし、クライアントさんの視点に立って問題解決に取り組んでいきたいです。

最後にメッセージをお願いします。

私は他の人より数年遅れて入りましたが、いろいろな地域や国から来ている学生が多いAPUでは皆がフラットに接してくれました。スタートは誰でも同じです。また、私も数学を担当していたのですが、学内には先輩が後輩に教える制度があり気軽に活用できます。安心して新しい世界に飛び込んでください。

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