探究を進める高大接続

APUの多文化環境を生かした取り組みやAPUの教員と連携した高大接続の取り組みを進めています。

取り組み1 高校生のAPU研修

協定を締結している高校を中心にAPUキャンパスに迎え、学内・学外の様々なリソースを連携させながら、高校生向けにAPU研修を実施しています。APU研修では、APUに在学している留学生との国際交流や観光地である別府の立地を生かしたフィールドスタディ、英語を使ったワークショップなど、APUの特長を活かした教育プログラムを実施しています。年間約60校の高校を受入れ、2,500名の高校生がAPUで学んでいます。

【参加者の声】

ワークショップ をした際に、それぞれの私の在りたい姿は個性があり一人一人異なっていたが、世界の在りたい姿は共通してくることがとても興味深かった。それぞれの自己の目標を達成することが、世界をより良くする一歩ではないかと思った。また、見た目、出身、文化が全く異なり、一見遠いような存在の人々と、このように意見を共有し合うことは可能で、そのことがより新しいものを作り出していくきっかけになるのではないかと、今回のプレゼンテーション活動を通して考えた。 (GiFTプログラム参加者)

今まで、未来の世界について考える時、ものすごく堅いものとして考えていて、どこか他人事のように思っていた。しかし、この研修を通して、社会問題を解決する一歩として大切なのは、まず自分を知り、相手を知ることだと分かった。このプロセスを通して、それぞれ個人の違いを乗り越えて、尊重し合うことができるようになると体感した。このような小さなステップが世界を変える大きなパワーになっていくと気づけた研修だった(GiFTプログラム参加者)

取り組み2 探究学習でのAPU教員のアドバイジング

APUの教員が高校で実施している探究学習にて生徒に対してアドバイスを行っています。アジア太平洋学部、国際経営学部、サステイナビリティ観光学というAPUの学部に在籍する教員は国際関係から経営、観光、環境等、さまざまな専門性があります。その専門性を活かしをいう3つ専門家の観点から探究的な学びを深めるためにフィードバックを行います。

取り組み3 探究を深めるワークシート

一般社団法人 進路指導・キャリア教育支援機構と連携し、探究学習で活用いただけるワークシートを作成致しました。高校の総合的な探究の時間の中 でご活用いただけます。第一回はサステイナビリティ観光学部の分野である『観光学』をテーマとしています。今後その他の学問領域についてもワークシートを展開予定です。

観光に関する探究練習はこちら