受験で見つけた、
自分に合う道。

APUの入試に「ひとつの正解」はありません。総合型選抜や英語外部資格など、多様な方法の中から自分に合った形で挑戦できます。ここでは、異なる入試方式で合格した10人の体験を紹介します。 それぞれの選択とプロセスの中に、あなた自身のヒントがきっと見つかるはずです。

STUDENT INTERVIEW 合格体験記❽
一般選抜 共通テスト+探究型総合問題方式
「社会問題への関心と知識が、
問いに答える力となる」

  • 2026年4月入学 アジア太平洋学部

    安藤 響 さん

    プロフィール:愛知県、東海高等学校出身。地元進学校では周りに流されるまま大学受験を終えて浪人生に。たまたま見たドキュメンタリー番組がきっかけでAPUに一目惚れして、関東私立大学から志望先を変更する。最初は共通テスト方式で受験したものの、過去のデータから気持ちに余裕が生まれたことで対策を詰めきれず不合格に。並行して受けていた共通テスト+探究型総合問題方式で合格する。

まずは安藤さんの高校生活について振り返っていただけますか。

伝統ある中高一貫の男子校で、学生数が1学年約400名という大人数でしたが、互いに自然とリスペクトし合うような雰囲気で充実した高校生活を送ることができました。進学校として勉強に力を入れながら、サタデープログラムという課外活動では有志の学生メンバーに加わり外部講師を招いた講演会を主催。企画からゲストとの賃金交渉、事前の取材・打ち合わせ、当日の運営まで、全て学生たちで行いました。直接社会と関わる貴重な機会となり、難しさと手応えが両方感じられて、自分の力試しのような経験ができました。また中学では吹奏楽部、高校では軽音部と文化系のコミュニティの中で過ごしてきましたが、高校生の頃に開催されたワールドカップがきっかけでサッカーが好きになり、勉強の合間に新しいコミュニティの友だちとよく遊ぶようになりました。

安藤さんは1年浪人してからAPUに入学したそうですが、最初の大学受験はどのような形でしたか。

高校の理系学生はほとんど医学部に進学し、文系学生も国公立大学が進学先の中心という環境でした。自分も最初は流されるままに受験勉強を始めてレベルの高い関東私立大学を目指しましたが、中学受験の時に追い込みすぎて体調を崩した経験からうまく勉強に身が入らず、軽音部や山岳部の活動にばかり打ち込んでいました。浪人前提で難関大学を目指す学生も珍しくなかったので、当時はあまり焦ることもなかったです。準備不足のまま受験して、結局不合格に。他大学の試験は受けていなかったので、卒業後は浪人生として塾に通う生活がスタートしました。

APUキャンパスA棟前

APUを志望したきっかけについて教えてください。

浪人生活が始まったものの、結局受験勉強の負荷が大きく本腰を入れられないまま時間が過ぎていました。そんなある日、母親と夕飯を食べながらテレビを見ていると、たまたまドキュメンタリー番組でAPUが特集されていました。国際寮でのリアルな生活、グローバルな学生同士の交流に衝撃を受けて、偏差値では表せない魅力を感じました。小さい頃から社会問題に興味があり、高校では政治経済の授業を選択。多様性に満ちた環境は自分に合っていると感じて、番組が終わるとすぐにAPUについてネットで調べました。学生が個人でアップしている動画からリアルな大学生活が伝わってきて、とても参考になりました。それまで国際経験が全くなく、英語はずっと教科書で勉強するものでしたが、もはや一目惚れのようにAPUのことしか考えられなくなりました。その後8月にキャンパス見学会があることを知り、飛行機に乗って一泊二日の一人旅で大分へ。APUを実際に訪れて、この場所で学びたいという気持ちはさらに強くなりました。

APUキャンパスA棟とB棟間の渡り廊下

受験方式はどのように選んだのでしょうか。また実際の受験はいかがでしたか。

過去のデータを見ると、自分の実力であれば一般入試の共通テスト方式で十分に合格できると判断できたので、かなり余裕を持って勉強していました。予備校は私立文系コースだったので、共通テストの対策は自主学習が中心に。1月に試験を受けた後、予備校の合否判定システムに予想点数を入力すると、APUはA判定という高水準でした。そこですっかり油断してしまい、結果発表までまだ1ヶ月あるにも関わらず、すっかり受験勉強が終わったような気持ちになっていました。当時、予備校の先生の勧めで共通テスト+探究型総合問題方式も受験していましたが、自分にとっては念のため程度でした。
その後、共通テスト方式の結果が発表されて、まさかの不合格に。とても驚きましたが、今考えると余裕を持ちすぎて対策を詰めきれなかった自分が悪いので反省しています。3日後に共通テスト+探究型総合問題方式での合格の知らせを受けるまでは、本当に時間が長く感じられました。
探究型総合問題方式への特別な対策はほとんどしていませんでしたが、普段から社会問題に興味を持っていたことで自然と知識が身につき、自分の中の意見を言語化することも得意だったので、興味関心やスキルと試験内容の相性がうまく一致したのかもしれません。知っている情報が多ければ多いほど有利になる入試方式なので、日常的に情報を収集し自分なりの意見を持っている人には向いていると思います。

これから受験する高校生にメッセージをお願いします。

どんな大学でも入試方式でも、共通テストの結果予測に頼りきるのはやめたほうがいいと思います。自分が受けられる受験方式をできるだけ組み合わせて、最後まで油断せず力を尽くしましょう。そして関東私立大学からAPUに志望先を変更して、偏差値的には低くなる形でしたが、自分の気持ちを信じて選択したので全く後悔はありません。自分で決めたゴールであれば、そこに向かう過程もワクワクできると思います。

他の「受験体験記」を読む