難民キャンプでの生活経験を持つ、リベリア出身学生

KORVAH Tarnue Kooteeさん (APS, リベリア)は、様々な困難を乗り越え今回APUに入学しました。人生の多くの時間を難民として過ごし、母国リベリアや他国の避難所で現在もなお継続されている紛争や暴力から避難しながら生活を送ってきました。
しかし、そういう状況におかれながらも生き抜こうとする強い意志と決断力で、現状をよりよくするため十分な教育を受ける事が必要だと考えそのチャンスを掴んできました。専門学校で2年間ITを学んだ事と、ジャーナリズムに強い関心を持っていたことから、教師として様々な国連関係機関で難民支援・帰還に関する活動を援助しました。その他にも、いくつかのアフリカ言語、フランス語、英語といった語学力を活かし避難していたギニアの難民キャンプでは、BBCのニュースを現地の言語に通訳して、リベリアの状況について説明を行うという活動もしていました。
(BBCのホームページでもその様子が掲載されています。詳しくはこちらをご覧下さい。)
Kooteeさんは、村の状況を改善するために、大学で学びたいという強い情熱を持ちました。そして、海外に目を向け国連大学のウェブサイトでAPUについて知りました。しかし、50USドルの出願料を支払う事ができず、彼の夢は一度は消えかけましたが、APUからの全額給与の奨学金、アフリカ国連からの援助、そしてオーストラリアに滞在している彼の兄の支援の下、長い道のりを経てAPUへの入学を果たしたのです。
Kooteeさんは、「自由と平和を実現する上で、異なった文化や言語を知る事は重要だと思います。APUには78カ国・地域より学生が集っています。よりよい世界を創る為、母国が直面している最大の課題に取り組むための能力と知識をAPUで身につけたいです。」と話してくれました。




