CAP
学生の研究から理解するCAPの学び
僕は、別府市の観光を活性化する方法について研究しています。別府市には国際色豊かなAPUの学生が多く在住しているほか、国際観光都市として世界中から多くの観光客を受け入れています。こうした環境をより有効に活かして、別府市の国際性を世界にアピールしたいと思いました。そこで、APUの学生が自分の出身国の文化や料理などを紹介する学内行事「Multicultural Week」を別府市内で開催するイベントを計画。キャンパスから別府市内へステージを移し、地域の人々だけでなく観光客も巻き込んだビッグイベントにしたい! そんな熱い思いを胸に、現在はスポンサー探しや市役所へのプレゼンテーションの準備を進めています。机上の学びにとどまらず、こうした実践型研究プロジェクトに取り組むことで地域経済の活性化にも貢献したいと思います。
母国ナイジェリアでは環境破壊が深刻なので、環境学の研究者になるのが私の夢です。ナイジェリアで持続可能な発展が遂げられるよう、環境という視点から貢献できる人材になりたいと考えています。主に「産業生態学」という分野を学んでおり、工業的なプロセスに自然のプロセスを応用して、資源やゴミ等の循環型の管理開発についての研究をしています。大分の安心院という町を訪問してフィールドワークを実施し、村にはどの資源があるか、どうすれば地域の発展に役立てることができるのかについて住民の方々と一緒に考えました。このように実践的に学べる環境は素晴らしいですし、何より私自身にとっても楽しいことです。卒業後、私は大学院に進学し、より高度な研究に取り組みたいと考えています。
「紛争国際関係」をテーマに各国の紛争地について調べるグループワークに取り組みました。僕はアフリカ地域を担当し、アフリカ地域出身の国際学生約10人にインタビューをしました。その中でとても衝撃的だったのは、紛争地では幼い子どもが武器を持って戦闘に参加しているということ。また、ある国ではダイヤモンド鉱山をめぐって紛争が起こっている一方で、先進国の多くの人々は何も知らずにその宝石を買っているということも知りました。本やテレビなどのメディアからではなく、同世代の学生から話を聞くことで、問題をより身近なこととして捉えられるようになりました。こうした学びを通じて、社会の真実を「知ること」の大切さを実感。今後は、国際社会の重要課題であるエネルギー問題に注目し、持続可能な発展を実現する方法について考えていきたいと思っています。
「ライフサイクルアセスメント(LCA)」に基づいた学びに取り組んでいます。LCAとは、製品の原料調達から製造、輸送、消費、廃棄、リサイクルまでの各段階において、環境に与える影響を評価する手法のことです。私の研究室では、幾つかのグループ研究を行っています。私が携わったグループ研究では、自動車のブレーキパッドを製造する架空の企業を設定。その企業活動をシミュレーションし、LCAを利用して、より環境負荷の少ない製品をつくるための方法などを分析してきました。中でも私は原料の段階を担当しました。原料に使う物質は何が良いのか、どの国から原料を輸入すれば良いのか等を検証しました。この研究で学んだLCAによる分析のノウハウを活かし、卒業研究では、環境にやさしい建物をつくる方法を、とくに設備に注目して探究したいと考えています。
近年、地球温暖化が国際的な環境問題として取り上げられています。炭酸ガスが大きな原因だという意見が主流ですが、太陽活動や別のものが原因だとする主張もあり、今後様々な発見が研究によって出てくるかもしれません。僕が所属するサンガ先生のゼミでは、衛星から地表に光や電磁波を当てて、その反射で地表の状態を遠隔探査する「リモートセンシング」や「GIS(地理情報システム)」など、先進的なツールを使える環境があるので、それを活かして地球温暖化に関連する研究を実行していきたいと考えています。また、APUがある別府という街をフィールドに、環境問題の現状を探ってみたいですね。このように理系色の強い研究にも取り組めるのが「CAP」の大きな特長の一つ。関心のある分野にさまざまな角度からアプローチすることができます。

![APS[健康・環境・生命プログラム]4回生](images/st_id02.gif)
![APS[健康・環境・生命プログラム]3回生](images/st_id04.gif)



