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アジア太平洋学部(APS)
学生の研究から理解するAPSの学び

世界中のお客様に選ばれる ホテル経営の実現へ。

国際的な大学で学びたいと常々考えていました。母国のモンゴルに近くて経済的な関係が強い日本で学ぶのも魅力だなと思ったとき、英語と日本語で学べるAPUが選択肢にあがりました。
APSで学んでいる主なテーマは国際的な紛争です。ゼミのクラスでは、みんなが関心のある紛争を取り上げて発表。概要を紹介し、紛争の解決方法を考えました。私が取り上げたのはルワンダのケース。問題を本当の意味で解決できるのは後進の世代だと考え、紛争地域の若い人が海外で学んで視野を広げ、母国に帰って政治を担当する、そんな流れを国際機関がサポートできるような仕組みづくりについて提案しました。
また、私は環境問題について考える国際的な学生団体(North East Asian Youth Environment Network<NEAYEN>)のモンゴル代表を務めています。国連環境計画(UNEP)から資金提供を受け、環境問題のパンフレットをモンゴル語に翻訳したり、子どもたちにCO2の話を教えたりするような活動に取り組んでいます。紛争と同じように、環境問題もみんなが意識を高く持って取り組むべき。明るい未来をつくるために、私たち若い世代が頑張らないといけないと思っています。
将来は、国際的な機関で働くことにも興味はありますが、モンゴルの大使になることが第一の目標です。モンゴルは1990年に民主主義になったとても若い国。今のところ大使館の数も多くはなく、国際社会でのプレゼンスもそれほど高いわけではありません。大使としていろいろな国と関係を深め、モンゴルの発展に貢献したいですね。そんな未来を見通したとき、85ヵ国・地域の学生と手を取りあって学ぶAPUでの体験はとても有意義だと思います。

「平和」って何だ? 価値観を揺さぶる授業。

「平和って何だろう?」。平和学に関する授業で、先生に投げかけられた言葉。長崎出身の私にとって平和とは、極論すれば核兵器の廃絶のこと。また、日本人の多くにとって平和とは「戦争のない状態」を指すでしょう。しかし、例えばアフガニスタンなど現段階は戦争下ではないけれど、政府は再建中で宗教的な問題も抱える国は果たして平和といえるのか…。平和という言葉にはさまざまな定義があることを実感。そして、今まで考えたことのなかったような、価値観を揺さぶる問いかけは、私が平和について学んでいく一つのキッカケになりました。
3回生の夏にはマレーシアでの平和シンポジウムでマレーシア人や韓国人の学生と交流し、平和のあり方について意見をヒアリング。現在は紛争問題を考えるゼミに所属し、コミュニケーションで解決できる対立もあるのではないかという見解から「言語」に関心を持って学んでいます。言語によって通じやすいこと、通じにくいことをとらえ、「伝える」ことの本質に迫りたい。とっても大きなテーマですが、それだけにやりがいを感じています。
卒業後は教育関係の企業に進むことが決まっています。そこでは「英語」「理系」「入試対策」などのテーマで中高生を対象とした合宿プログラムを提供したりしているのですが、私は英語以外の言語にも触れられる合宿や異文化を体験できる合宿をぜひとも実現したいです。それは、参加者の世界を大きく広げる契機になるはず。APUで私が体験した驚きや発見を子どもたちにも感じてほしいと思っています。

世界中のお客様に選ばれる ホテル経営の実現へ。

大好きな英語だけでなく高校時代に第2外国語で学んでいた中国語もマスターしたいとAPUへ。4年間を通して留学をしているかのような国際環境で学べることに大きな魅力を感じたのです。
入学後は、1年間休学して中国留学も体験しました。また観光業に関心があったため観光学に関する専門科目を履修するとともに、ゼミでは地元別府の観光振興をテーマに調査・研究を行いました。別府市は日本を代表する温泉観光地であり、ホテル経営や観光資源開発、観光による地域経済の活性化、ホスピタリティマーケティングといったテーマのケーススタディに恵まれており、観光学を勉強するには最高の環境です。また、海外からの留学生の視点を導入することで、僕たちから見れば「あたりまえ」の事象に新しい発見が加わることもあります。フィールドワークでは別府市の観光産業のトップの方々とお話もでき、湯布院や黒川温泉といった近隣の観光地と比べて短い滞留時間をどうすれば増やすことができるかといった課題について意見交換をしました。
こうした学びを通じて、社会とともにどんどん変化していく観光というビジネスの面白さを深く知り、卒業後も観光分野に就職することに。仕事を通じてAPUで身につけたコミュニケーション能力を発揮して外国からのお客様に質の高いサービスを提供したいと考えています。また社会経験を積んだ後にはスイスのホテル経営大学院ビジネススクールに進学し、将来はAPUのように多文化にふれあえる「本物の国際ホテル」を経営するのが夢です。

貧困問題の解決を 追究し続ける。

インドネシアでも大人気の日本のマンガやアニメ。そこから関心を持った日本で働きたいとAPUに入学しました。当初は日本独自の経営に興味がありましたが、授業を受けるうちに国際関係や開発経済について学びのウェイトが移りました。
卒業論文のテーマは、資源の豊富な国ほど開発が遅れがちになるという現象について。ダイアモンドを産出するアフリカのシエラレオネを対象に研究しています。
資源があるのに開発が遅れる理由はさまざまで、まずは資源を売った資金が戦争に使われる傾向があることがあります。また資源があっても政情が不安定だと、販売した資金が政治腐敗の原因となることもあります。そして経済学的な理論でいうと、通貨のレートの上昇も開発が遅れる原因にあげられます。
これは、資源を輸入している国が代金支払いのために輸出国の通貨を買うことで通貨が値上がりする現象を指します。たとえばサウジアラビアの石油を買うためにサウジアラビアの通貨が買われ、結果としてサウジアラビアの通貨が値上がりするといった構図です。すると、サウジアラビアの輸出品の値段がすべて相対的に高いものになるため、必需品である石油以外の商品が輸出できなくなる。そして石油関連以外の産業が育たないといった悪循環が生まれるのです。
こうした問題の研究を続けるために卒業後は東京大学の大学院に進学します。そして途上国の貧困問題の解決に貢献できるような研究成果を上げたいと考えています。

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